撮影テクニック Vol.20

撮影のテクニック 「構図 - 画面を傾ける 5」
  
0994300007x
 
入道雲が現れてクルーザーを点景に狙ってみる。
 
シンプルに構成するために右の街並みをカット、
動感を出そうと画面を少し傾けてみたが
…どこかインパクトの弱い写真になった。
 
そこで全体のバランスを見ながら、
右の街並みを少しだけ入れて、
今度は逆の角度に画面を傾けてみた。
 
クルーザーが雲を巻き込みながら、
滑り出していくような、印象的な写真になった。
現場ではいろんな構図で狙っておくのも重要。
 
0994310007p
■荒津 2000年7月■
 
梅雨の中休み。荒津海岸で撮影していると南の
空に入道雲が浮かんできた。そのダイナミックな
表情は早くも夏を感じさせるものだった。砂浜に
下りてクルーザーを点景に動感ある情景を狙う。
 
< PENTAX MZ-S / FA 20-35mm / RVP 100 >
 

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撮影テクニック Vol.19

撮影のテクニック 「構図 - 画面を傾ける 4」
  
1022280008x
 
雲が夕陽で色づいてきて、ハードロックカフェの
ギターのネオンとそのままで狙ってみた。
 
しかし…どこかインパクトが弱い写真になった。
そこで、ギターをもっとシンボリックに描いてみようと
ギターが起き上がるように画面を傾けて狙う。
 
空と建物が斜めになったが、違和感はなく
ギターがシンボリックに見えてきた。
色づいた雲とギターの調和した空間が広がった。
 
1022300008p
■ホークスタウン 2000年8月■
 
夏の夕暮れ、帰宅途中のバスの中で夕焼けが
始まった。ホークスタウンで途中下車してすぐに
撮影を開始する。ハードロック・カフェのネオンが
雲と美しい色合いになって、絵画のように見えた。
  
< MINOLTA α-507si / AF 24-85mm NEW / RDPⅢ >
 

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撮影テクニック Vol.18

撮影のテクニック 「構図 - 画面を傾ける 3」
 
以前に”動き(動感)”を出すテクニック
紹介しましたが、今回はその例外となるケースを
もうひとつ紹介してみます。
  
1866181007x
 
魚眼レンズで動感を出そうと画面を傾けて撮影、
しかし、船と雲が画面から滑っていきそうな
不安定な写真になった。
 
前回同様、単に画面を傾ければ良い訳ではなく
状況に合わせて判断すること。
 
特に魚眼レンズはそのまま使っても
動感の効果が現れるレンズなので、
画面を傾けると、違和感だけが強調されてしまう。
 
よって魚眼レンズで撮影する場合は
なるべく画面を傾けず、水平垂直は写真の
フォーマットに合わせるほうが安定感があって良い。
 
1866171007p
■名柄川 2010年7月■
 

7月中旬。しばらく白い空が続いていたが、この日は
朝から青空が見えていた。ようやく梅雨が明けた!と
確信して、撮影に出かける。名柄川から空を望んだら
クルーザーと浮かぶ雲が夏の始まりを感じさせていた。
 
< PENTAX MZ-S / F 17-28mm FISH EYE / RVP 100 >
 

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撮影テクニック Vol.17

撮影のテクニック 「構図 - 画面を傾ける 2」
 
前回、水平や垂直を傾けて写真に
”動き(動感)”を出すテクニックを紹介しましたが、
今回はそのケースに合わない場合を解説してみます。
 
1318220401x
  
動感を出そうと思って画面を傾けて撮影したが、
車がすべり落ちてしまいそうな、不安定で
バランスが悪い写真になった。
 
単純に画面を傾ければ良い、ということではなく
現場の状況に合わせて、傾けるかどうかを判断する。
 
また傾ける場合、角度の微妙な調整がポイントで、
わずかな傾きで動感が出る場合もある。
 
極端に傾けてしまうと、バランスが悪くなって
違和感が感じられる写真になるので注意する。
 
もし構図に迷った場合、その場で何種類か撮影しておいて
後で選ぶ、という方法がベスト。
 
1318240401p
■能古渡船場 2004年1月■
 
お正月からいい雲が浮かんで、能古渡船場に出てみた。
隣の立体駐車場の屋上に車が一台だけあって、そこに
雲が流れてくるのを待ってみた。青い空に映える黄色い
ラインの構図を生かして、奥行きとスケール感を表現した。
 
< PENTAX MZ-S / FA 20-35mm / RVP 100 >
 

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撮影テクニック Vol.16

撮影のテクニック 「構図 - 画面を傾ける 1」
 
0376109412x
 
構図を決める時、景色の水平垂直は
写真のフォーマット(縦横)に合わせることが原則。
 
特に水平線(地平線)は傾き具合いが
目につきやすく、違和感すら感じられるため
注意が必要となる。
 
その基本を知った上で、今度はあえて
”意図的に”水平や垂直を傾けて撮影してみる。
すると写真に”動き(動感)”が出てくる。
 
平凡な風景をダイナミックな情景に変えることができる。
 
0376129412p
■百道浜 1994年12月■
 
福岡タワーにクリスマス・ツリーの照明が入ったので、
室見川をはさんで対岸から狙ってみる。長時間露光で
緑色になった世界を、雲がダイナミックに流れていた。
 
  
< MINOLTA α-9000 / AF 24-50mm / RDP >
 

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撮影テクニック Vol.15

撮影のテクニック 「点景を待ってみる 1」
 
1871221007x
 
雲が浮かんで、公園でヤシの木と構成するが
どこかインパクトの弱い風景写真になった。
 
何か前景(点景)を入れたいところだが、
向こう側の子供たちでは距離が遠い。
 
偶然、すぐ横で遊んでいた子供たちが帰り出したので
この通路を通ることに賭けて、シャッターチャンスを待つ。
直後に女の子がすっと通り抜けた。
 
連写はせずに、決定的な一枚だけを狙う。
(連写すると一番いい瞬間だけ撮れてない場合がある)
夏の印象的な情景が広がった。
 
1871241007p
■豊浜公園 2010年7月■
 
夏雲の公園で子供たちが遊んでいるのを見かけた。
隣りでも女の子たちが遊んでいて、帰りはこの道を
通るはず…と予測した。直後にひとりが通った瞬間、
まるで「雲の世界」へと向かっているようだと思った。
 
< PENTAX MZ-S / F 17-28mm FISH EYE / RVP 100 >
 

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撮影テクニック Vol.14

撮影のテクニック 「構図 - 配置のバランス」
 
2011071309x
 
雲が流れていて、渡船場の近くにあった
倉庫のロゴマークを前景に撮影する。
しかし、雲と構図のバランスがとれてなかった。
 
見せたい部分はそのままに、雲の流れを見ながら
雲の配置のバランスを変えてみる。
また日本語文字が目障りなので、切り落とす。
 
構図が安定して、点景の存在感も出てきた。
雲が悠然と流れるイメージの写真になった。
 
2011091309p
■能古島 2013年9月■
 
夕暮れの能古島。渡船場に着いたらフェリーの出航
まで時間があったので、あたりを散策してみた。雲が
浮かんでいて前景を探していると、リサイクル倉庫の
ロゴマークが目についた。デザイン的な構図で狙った。
 
< PENTAX MZ-S / FA 20-35mm / RVP 100 >
 

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撮影テクニック Vol.13

撮影のテクニック 「捉え方を変えてみる 1」
 
1660340709x
 
ベイサイドが改装中で綺麗な支柱が出来ていた。
その柱の合間に雲が流れてきたので
シンプルに構成してみた。しかし臨場感がなかった。
 
そこでデザイン的な面白さよりも
景色の中の”雲の存在感”を優先することに。
広角側にズームして、まわりの景色を取り込んでみる。
 
いつもは被写体に迫って、まわりの要素をできるだけ
切り落として撮影するが、今回はその逆となった。
表現したい主旨に合わせて、捉え方も変えてみる。
 
1660330709p
■ベイサイドプレイス 2007年9月■
 
秋晴れの9月中旬。雲が浮かんで西戸崎へ船で向かう
事にした。改装中のベイサイドの渡船場で待っていると、
雲がそこに流れてきた。 真新しい支柱と構成してみたら
近未来世界が目の前に広がっているような感覚がした。
 
< PENTAX MZ-S / FA 20-35mm / RVP 100 >
 

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撮影テクニック Vol.12

撮影のテクニック 「アングルを模索する」
 
0638259706x
 
奇妙な雲(レンズ雲が変化?)を見つけて、
まずは状況写真として、そのままで撮影。
しかし、構図的にまとまりのない写真になった。
 
その時、建物の壁に落ちた影が
デザイン的な形をしているのに気づいた。
 
建物の奥から雲が出現したような構図を思いついて、
アングルを模索してみる。ユニークな画面構成にして
雲の不思議さを引き立ててみた。
 
0638279706p
■竹下 1997年6月■
 
梅雨の中休みの晴れ間に、奇妙な形をした雲が
出現した。刻々とその形を変えていくので急いで
前景を探す。影が落ちている建物が目について
雲と組み合わせると、シュールな世界観になった。
 
< MINOLTA X-500/ MD24mm / RVP50 >
 

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撮影テクニック Vol.11

撮影のテクニック 「アングルを工夫する 3」
 
1554110611x
 
雲が浮かんでヨットハーバーへ出る。
修理工房のヨットを前景に狙おうとしたが、
金網がすぐ前にあってうまく狙えない。
 
横の堤防にあがって、金網越しに
街並みと撮影したが…点景が多いせいか
インパクトが弱い写真になった。
 
堤防から降りて、金網を少し入れながら
雲とヨットだけを見上げるような角度で狙う。
 
わずかな角度やアングルの違いで
同じ状況でもイメージが変わってくる。
 
1554050611p
■小戸ヨットハーバー 2006年11月■
 
薄い空が広がっていて、小戸のホームセンターへ
出掛けた。店を出た瞬間、波のような模様の雲が
現れていて、慌てて小戸ヨットハーバーまで向かう。
その直後にダイナミックな表情が浮び上がってきた。
 
< PENTAX MZ-3 / FA 20-35mm / RVP 100 >
 

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