甲斐 順一: -雲の情景-
「雲の情景」の撮影を始めた、
１９９３年の夏から１９９８年の秋まで、
約６年間の作品を集めています。
■小戸 ２０２０年９月■
強い台風がようやく過ぎて行った。
夕暮れに小戸の海岸に出ると
水溜まりに雲が映り込んでいた。
そこをカップルが通り過ぎていく。
< PENTAX MZ-3 / FA 20-35mm / RVP 100 >
■小戸 ２０２０年９月■
あっという間に2人が去って行く。
どこか遠い雲の世界に
吸い込まれて行くような…
現実を忘れてしまう瞬間だった。
< PENTAX MZ-3 / FA 20-35mm / RVP 100 >
２０２０年も終わりとなった。
コロナ禍で大混乱している中、
今年はなぜかいい雲が頻繁に出ていた。
それでも撮影できない時が多く
何度もシャッターチャンスを
逃してしまったのが悔やまれる。
さらにはフィルム現像代も高騰、
厳しい状況が続いている。
それでもフィルムで続けていきたいと思う。
■今年も「雲の情景-Cluodscape Fukuoka-」を
ご覧いただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。 甲斐 順一
■能古島 ２０２０年１１月■
快晴の日が続いていた11月上旬。
能古島で雲が浮かんでくると
何気ない港の景色が
お洒落な風景になっていた。
< PENTAX MZ-M / F 17-28mm FISH EYE / RVP 100 >
■12月28日（月）
朝8時、渡船場に向かう途中で
波状雲が出ているのに気づいた。 
フェリーが出航して見渡すと
百道浜方面の空はまだ曇っていた。 
午後にユニークな雲を見つけた。
置き去りの水上バイクで狙う。
< Panasonic DMC-LX5 >
■豊浜 ２０２０年１０月■
朝7時、朝焼けを撮影していると
西の空には波状雲が出ていた。
窓から隣の屋根をポイントに
美しい情景を狙ってみた。
< PENTAX MZ-3 / FA 20-35mm / RVP 100 >
■12月25日（金）vol.2
フェリーのデッキから見渡すと
雲と水の波紋が美しかった。 
姪浜に到着すると
浮かぶ雲が迎えていた。 
またどんよりと曇ってしまったが
突然、天使の梯が現れた。 
しばらくすると空が開けてきた。
日没の頃の観覧車。 
街灯のカモメを点景に狙う。
夕焼けの時間がまだありそうだった。 
小戸の中古車センターで
夕雲と柱の不思議な空間を見つけた。
< Panasonic DMC-LX5 >
■12月25日（金）vol.1
天気は回復したが…寒い。
フェリー乗船前に真冬の雲を狙った。 
朝日が昇って雲が照らされた。
広大な世界に見惚れていた。 
フェリーから乗客が下りていく。
まるで雲に導かれているようだった。 
正午頃にまた渡船場へ出てみる。
雲が冷たさを感じさせていた。
渡船場側から西の空を望む。
空はどんどん曇ってきていた。 
なかなか日が差さなくなった。
ヤシの木も海風で寒そうにしていた。
< Panasonic DMC-LX5 >
■愛宕浜 ２０２０年９月■
９月上旬、まだ暑い午後に
買い物に出ると筋雲が広がってきた。
まるで愛宕浜のマンションから
立ち上がっているようだった。
< PENTAX MZ-3 / FA 20-35mm / RVP 100 >
■12月23日（水）
PM2.5で一日かすんだ空だった。
夕暮れに段々と雲が色づいてきた。 
姪浜漁港でアングルを探す。
街灯のサギがいいポイントになった。
夕陽を小戸公園から見ようと急ぐ。
ギリギリで日没に間に合った。
女子学生が冷たい海に浸かっていた。
夕陽に手を振っているようだった。
あっという間に日が没んだ。
残照で光る海も美しかった。
< Panasonic DMC-LX5 >
■マリナタウン ２０２０年９月■
９月中旬、急用で外出したら
突然、ウロコ雲が広がり始めた。
影絵のマリナタウンが
異次元の世界を感じさせていた。
< PENTAX MZ-3 / F 17-28mm FISH EYE / RVP 100 >
■12月21日（月）
朝、フェリーのデッキに上がると
雲の切れ間から青空が見えてきた。
出航直前に朝日が差してきた。
雲に立体感が出ていた。 
博多湾を見渡していると
不思議な形の雲が広がってきた。 
こちらがその全体の景色。
光る海が美しかった。
< Panasonic DMC-LX5 >
■12月20日（日）
今日も快晴の空が広がった。
マンションの合間に雲が現れた。 
愛宕浜で南の空を見渡したら
わずかに彩雲が出ていた。 
午後にマリゾンに出てみた。
ヤシの木と並ぶ雲がユニークだった。
冷たい海風が吹いている海岸。
そんな中で結婚式の前撮りがあっていた。
室見川沿いを通っていると
逆光の雲が美しかった。
< Panasonic DMC-LX5 >
世界中の雲の写真を公開している
「The Cloud Appreciation Society」（雲を愛でる会）の
Webサイトに私の作品が紹介されています。
作品はこちらです
https://cloudappreciationsociety.org/gallery/photo/photo-n-459639
「An Eagle over Marizon, Fukuoka City, Japan. 」
”マリゾンを舞う鷲 ”
私のこれまでの掲載作品の一覧はこちらです。
■12月18日（金）
一日曇り空で今日も寒かった。
フェリーのデッキから真冬の雲を狙う。 
すぐにまた曇ってしまった。
やがて天使の梯が現れた。 
フェリーが出航すると
天使の梯も変わっていく。
ノートルダムの教会に近づいた。
一瞬のシャッターチャンスを捉えた。
< Panasonic DMC-LX5 >
■12月17日（木）vol.3 
夕暮れに百道浜方面に向かう。
連なった雲が冷たそうだった。
百道浜で雲と歩道橋の
美しい構図を見つけた。
なぎさ橋からタワー方面を望む。
色づいた雲が流れて行く。 
シーホークと雲の構図の中を
都市高速の車が走っていく。 
マリゾンで日没を待っていると
宅配便が目の前を通った。
チャペルにある十字架で
外国のような景色を描いてみた。
< Panasonic DMC-LX5 >
■12月17日（木）vol.2 
マリノアの続き。
観覧車の影が長く伸びていた。 
光るクルーザーを点景に
観覧車の影と雲の構図で狙う。
巡回の警備員をやり過ごす。
なぜか金網の前で立ち止まった。 
見上げると不思議な雲が出ていた。
まるで唇のように見えた。
駐車場で黄色い車が光っていた。
ローアングルで狙ってみた。
一旦帰宅することに。
マリナ大橋で冷たそうな景色が広がった。
< Panasonic DMC-LX5 >
■12月17日（木）vol.1 
今日もまたまた寒い。朝は曇っていたが
午後から晴れて姪浜漁港に出てみた。 
観覧車と雲で狙っていたら
街灯の上のカモメに気が付いた。
海苔の漁船を前景に入れると
どこか近未来的な世界になった。
マリノアで軍用艦のような船が
異質な空気感を出していた。 
冬らしい雲が美しい。
ハーバーは静けさに包まれていた。 
雲と影の構図の中、
街灯がインパクトある存在になっていた。
< Panasonic DMC-LX5 >
■12月16日（水）
今日も冷え込んで最高気温が６℃という。
朝から重そうな雲が出ていた。 
フェリーに乗船する前に
桟橋から厳しい表情の雲を狙う。
能古島では晴れたり曇ったり。
逆光で輝く雲が美しい。
正午頃に渡船場に出てみると
雪が降ってきた。
雪はすぐ止んで、移動しようとしたら
フェリーの上の雲が面白かった。 
南の漁港に立ち寄ってみる。
百道浜方面は雪雲に覆われていた。
< Panasonic DMC-LX5 >
■12月15日（火）vol.2
前回の続き。雲がどんどん広がって
ノートルダムの教会と構成した。 
NOBOLTの前を通った時、
窓に映った雲が美しかった。
マリノアの駐車場で赤い車を見かけた。
無意識に遠くの雲と撮影していた。 
そのすぐ隣にあるゲートで
矢印と雲の構図を思いついた。 
ずらりと並んだクルーザーに
雲が寄り添っているように見えた。
用事で撤収することになった。
観覧車と雲がいい絵になっていた。
< Panasonic DMC-LX5 >
■12月15日（火）vol.1 
早朝は初雪だったらしい。
逆光の雲をキリンの遊具で狙った。
外は冷蔵庫の中にいるような寒さ。
風が吹くと凍えてしまう。
ショッピングモールから見渡すと
外国のような風景が広がっていた。 
誰もいない公園。街灯の影が伸びて
不思議な空間を見せていた。 
久しぶりに名柄川の堤防へ。
看板の影と雲で構成した。 
フィルム交換をしていたら
ふわりと雲がひとつ流れてきた。
< Panasonic DMC-LX5 >
■豊浜 ２０２０年９月■
台風一過の9月上旬。
夕暮れにショッピングモールで
ふわりと雲が浮かんでいた。
デザイン的な面白さを狙ってみた。
< PENTAX MZ-S / FA 20-35mm / RVP 100 >
■能古渡船場 ２０２０年１１月■
１１月上旬、天気が下り坂という
予報が出ていた。夕暮れに
渡船場に立ち寄ってみると
不気味な模様の雲が出現した。
< PENTAX MZ-M / F 17-28mm FISH EYE / RVP 100 >
■過去のストックから…
■赤い屋根■ マリナタウン ２０１６年７月
< PENTAX MZ-S / FA 20-35mm / RVP 100 >
■青い屋根■ 小戸ヨットハーバー ２０１６年７月
< PENTAX MZ-S / FA 20-35mm / RVP 100 >
■12月11日（金）
早朝はスッキリと晴れていたが
徐々に雲が広がってきた。
能古島にフェリーが到着すると
重たそうな雲が出迎えていた。
午後からどんより曇り空になった。
バスの合間から光る海が見えた。
夕暮れに姪浜漁港に出てみた。
ゆっくりと夕陽が雲に隠れていく。
期待したほどに雲は色づかなかった。
今日の夕焼けの最期。
< Panasonic DMC-LX5 >
■12月10日（木）
午後過ぎに見上げると、曇り空に
ウロコ雲が広がり始めていた。
電波塔やライトを点景にして
雲の表情を描いてみた。 
姪浜漁港に出て東の空を見渡す。
明日は雨になるのかも…と思った。
< Panasonic DMC-LX5 >
■12月9日（水）
朝から不思議な雲が出ていた。
日が差さないが、ベランダから一枚。
近所の風見鶏を狙いに向かう。
まるで夕暮れのような景色だった。
愛宕浜の公園から見上げる。
日が差さないので影絵で構成した。
フェリーから東の空を望む。
水流ような雲が美しかった。
フェリーにTV局スタッフが乗っていた。
遠い筋雲を狙っていた。
能古島に着いても日が差さなかった。
この後晴れたが…今度は雲が消えてしまった。
< Panasonic DMC-LX5 >
■12月8日（火）
風は冷たいが穏やかに晴れた。
マリナタウンでユニークな雲が漂っていた。
その反対側の南の空。
柔らかい光が溢れていた。 
日没時に雲が色づいた。
ベランダから狙うがすぐに消えた。
< Panasonic DMC-LX5 >
■能古島 ２０２０年１０月■
１０月中旬、快晴の能古島。
久しぶりに東岸に行ってみる。
コーナーの白い矢印が、まるで
雲の世界に誘っているようだった。
< PENTAX MZ-3 / FA 20-35mm / RVP 100 >
■能古島 ２０２０年１０月■
早朝の雨が上がって晴れてきた。
コスモスを狙いに出たが、
すぐにまた曇り始めてしまう。
その瞬間、幻想的な世界が現れた。
< PENTAX MZ-3 / FA 20-35mm / RVP 100 >
■12月5日（土）vol.2
前回の続き、マリナタウン。
紅葉と雲でシンプルに構成した。 
姪浜漁港で黄色い車を見かけた。
遠くの漁船をアクセントに狙う。 
優雅に泳いでいる雲は
観覧車が扇いでいるようだった。 
マリノアシティの通路を通っていると
開いていた窓から大通りが見えた。
こちらは窓ガラス越しの景色。
網目を入れて遠近感を出してみた。
< Panasonic DMC-LX5 >
■12月5日（土）vol.1
冷たい風が吹くマリナタウン。
まだ残っていた紅葉と雲で撮影した。 
広場に落ちた木陰が美しい。
遠くをゆっくりと雲が流れていた。
姪浜漁港に出ると曇ってしまう。
日が差す前に雲が消えそうなので一枚。
マリノアの駐車場に向かった。
いつもの矢印を無意識に撮っていた。 
マリノアシティの通路から見渡すと
雲はすっかり冬の表情になっていた。
もう一度マリノアへ。
光る黄色の車が印象的だった。
< Panasonic DMC-LX5 >
世界中の雲の写真を公開している
「The Cloud Appreciation Society」（雲を愛でる会）の
Webサイトに私の作品が紹介されています。
作品はこちらです
https://cloudappreciationsociety.org/gallery/photo/photo-n-455569
「A weather system moves in over the Meinohama Fishing Port, Fukuoka City, Japan. 」
”天気の変わり目、姪浜漁港にて ”
私のこれまでの掲載作品の一覧はこちらです。
■荒津 ２０２０年８月■
台風直撃を免れた８月上旬。
午後から夏の青空が戻ってきて
荒津の海洋センターに出てみる。
ダイナミックな雲が美しかった。
< PENTAX MZ-S / FA 20-35mm / RVP 100 >
■12月2日（水）
朝、不思議な模様の雲が出ていた。
近所の風見鶏で構成する。 
渡船場まで向かっていると
雲が二層になっているのに気付いた。
フェリーのデッキから望むと
奇妙な雲が広がっていた。 
太陽が照り出してきた。
航走波がいい前景になった。
能古島の西岸に出ると
輝く雲の層が広がっていた。
堤防の釣り人を点景に狙う。
この直後、雲は一気に消えた。
< Panasonic DMC-LX5 >
HP「雲の情景 Cloudscape-Fukuoka」を更新しています。
http://kumonojokei.o.oo7.jp/
トップページの写真を更新しました。
Works-「RECENT SHOTS」に最新作を追加しました。
ぜひご覧ください。
■11月30日（月）
午後から晴れて能古島の東岸へ。
カラフルな小型ボートを見つけた。 
すぐに陰ってばかりとなった。
日が差すと夏のような情景が広がった。 
振り返るとその背後には
アロエの赤い花が咲いていた。
事情により撮影はここまで。
今日は豪快な夕焼けを逃してしまって…残念。
< Panasonic DMC-LX5 >
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